就業規則を見直すメリット|葛飾区の社労士事務所。介護事業の労務相談なら熱田労務管理事務所
就業規則を見直すことは事業主様にどのようなメリットがあるのでしょうか?
こちらでは、よい就業規則がもたらす効果、改善される問題点を紹介します。
登録ヘルパーへの年次有給休暇付与基準を正確に規定することによって離職率を下げられます。常に人員を満たすためには、労働条件をしっかりと定め、社員の安心や公平な取り扱いを提供することが何よりも大切だといえるでしょう。
支給基準があいまいだった通勤手当の規定を見直すことで、経費削減につながります。
残業代の計算方法、年次有給休暇の付与や消化方法、欠勤の時の届出方法などがあいまいなままになっており、その時々で対応が異なってしまっている事業所が多いのです。
残業代の計算方法を定めておらず、おおよその計算をしてしまうと、労働基準法違反に該当する可能性があり、その場合、遡って是正が必要になります。また社員からも不満が出てしまいます。
計算方法を規定することで、社員にも正確な残業代を支払うことができ、良好な関係を保てます。
夏季休暇、冬季休暇について、就業規則で規定せず、年次有給休暇の取得として処理してしまうと、社員とのトラブルに発展しかねません。就業規則に夏季休暇、冬期休暇の趣旨や内容を規定することで、トラブルを未然に防げます。