2018.07.01
算定基礎届の提出について
今年も算定基礎届の提出時期となりました。
【算定基礎届とは】
●原則として1年間(30年9月~31年8月まで)の健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料を決めるために必要な届出のことです(年の途中で昇給等給与額に大幅な変更が生じるときは「月額変更届」の提出が別途必要)。
●今年の提出期間は7月2日(月)~7月10日(火)まで。
●提出方法は日本年金機構の各都道府県を管轄している事務センターあてに郵送します(管轄の年金事務所への持参も可)。
●数年に1度賃金台帳等の帳簿を確認する「定時決定時調査」が行われます。その場合は管轄の年金事務所に賃金台帳等関係帳簿を持参し、算定基礎届もその時に提出することになります。 調査に該当する会社には日本年金機構から届いた封筒の中に案内が入っています。
2018.03.13
社会保険に関する届出書の新様式への変更について
社会保険に関して平成30年3月5日からマイナンバーによる届け出・申請が開始されています。それに伴い、資格取得・喪失届、算定基礎届等の届出手続きで使用する書類の様式も変更となっています。
変更点は、届出書にマイナンバー欄が追加され、マイナンバーを記載した場合は基礎年金番号や住所の記載をする必要がなくなります。しばらくの間は旧様式での提出も認められておりますが、できるだけ早く新様式への切り替えを行なってください。
新様式へと変更になった届出書の種類や詳しい内容については日本年金機構のホームページをご覧ください。
2017.06.01
労働保険の年度更新について
【労働保険の年度更新とは】
前年4月1日から今年の3月31日までの1年間にすべての労働者に支払った賃金の総額に労災保険料率・雇用保険料率等を乗じて算出した保険料を申告・納付する手続きのことです。
【申告・納付期間】
今年度は6月1日(木)~7月10日(月)の間に手続きを行う必要があります。
【1年間にすべての労働者に支払った賃金の総額とは】
基本給だけでなく、通勤手当や残業手当等の諸手当も含みます。また、賞与を支払っている場合は賞与額も含みます。
本業を行ないながら、期限までに年度更新手続きを行なうことは非常に大変なことだと思います。
お困りの場合はぜひ、当センターまでご相談ください。
2017.01.04
65歳以上労働者の雇用保険加入について
平成29年1月1日から65歳以上で一定の条件を満たす労働者は雇用保険への加入が必要になります(但し、平成31年3月までは雇用保険料が免除されます)。
現在、65歳以上で週20時間以上働いていて31日以上雇用している労働者がいないか確認をし、該当者がいる場合は1月以降雇用保険加入の手続きを忘れないよう注意してください。
加入要件と手続き方法につきましては下記の通りとなります。
【加入要件】
(1)1週間の所定労働時間が20時間以上
(2)31日以上の雇用見込みがある
【手続き方法】
●高年齢継続被保険者(65歳前から雇用保険に加入し、65歳以降も1週間の所定労働時間が20時間以上あり、雇用保険加入の対象となっている者)を1月1日以降も継続して雇用している場合は、自動的に被保険者区分が変更されるので、手続き不要。
●平成28年12月末までに65歳以上の者を雇用し1月1日以降も継続して雇用している場合は、ハローワークに「雇用保険被保険者資格取得届」を提出(この場合は平成29年年3月31日までに提出すれば良い)。
●1月1日以降に適用対象となる65歳以上の者を新たに雇用した場合もハローワークに「雇用保険被保険者資格取得届」を提出(この場合は雇用した日の翌月10日までに提出が必要)。